Shigosen


『子午線 原理・形態・批評』vol.3


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インタビュー
金井美恵子 書くことより読むほうがずっとむずかしい金井美恵子の小気味よい舌鋒が全篇にみなぎる3万字インタビュー
往復書簡 野田康文×金井美恵子『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』を巡る往復書簡。アキコさんならぬ金井美恵子の、「雑録」ならぬ手紙がここに!
花咲政之輔 私を裏切った人たちの群れと歩く現在最もラディカルに生き残った活動家にして太陽肛門工房の花咲政之輔初の本格的ロング・インタビュー!

批評
小泉義之 1969年の大江健三郎小泉義之久方ぶりの文芸評論。『ドゥルーズと狂気』の著者でこその大江論
長濱一眞 「文学」まで 日本近代批評の開祖 小林秀雄何故小林秀雄はいまなお日本近代批評の開祖に君臨するのか?その所以はこれまでまともに問われていない
石川義正 錯乱する記号のために石川義正初の単著『錯乱する日本文学』のための手引きのようなもの
大澤南
えせ詩人は、死の灰を湿潤地帯から… いわゆる「震災詩」について震災詩拾遺の批判的エッセイ


江代 充 鳩の呼称
林 美脉子
秋の河口 ナソリ 雪昏 密告 陰刻のおんおんおん 死の罠
森本孝徳 探湯kuga-tachi
照井知二 甲子 黄銅 巡礼 風倉山 鷲の巣小学校
高橋正英 誕生譚(抄)

                                    ――B5変形判172頁,1500円




『子午線 原理・形態・批評』vol.2


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インタビュー
大杉重男 文芸批評は不可能であり、不可避である文芸批評は終わらない。   大杉重男が現在の日本文芸批評を切る。
安里ミゲル プロレタリア詩人安里ミゲル運動以前史この人を見よ! 「日本一のプロレタリア詩人(武井派)」が吼える。

批評
絓秀実 小林秀雄とマルクス主義日本資本主義論争を文学において問い直す。それは小林秀雄のヘゲモニーを問い直すことだ。120枚一挙掲載なる!
綿野恵太 正しく飢えなければならない 黒田喜夫を論ずるためのノートいま黒田喜夫の可能性はどこにあるか?          今後黒田喜夫が論じられていくために記されたノート
長濱一眞
魔法の鏡の社会への註解 アレント,アガンベン,シチュアシオニストを巡る社会とは、公共圏とは何か? それに纏わる言説を批判的に論じながら原発事故、「ヘイトスピーチ」まで論及する
石川義正 文芸時評1 銀河鉄道の労働者石川義正の文芸時評開始。  2013年9,10月の諸文芸誌を時評


星野 守 海へ(逝く夏の) 港へ(風の) 晩鐘 秋
山㟢高裕 アリス、アリス、 アーリー CYBORGANISM
杉本 徹 コロニアグエル──惑星日誌
服部史佳 ウォーキン 白日夢 藍を見送る 書き間違える賛辞
栗原洋一 岩船 櫂ノ歌

            ――B5変形判236頁,1500円




『子午線 原理・形態・批評』vol.1


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インタビュー
松本潤一郎 ショートピース/ロングホープ 黒田喜夫/ドゥルーズ/バディウ/左派/原発問題etc.について語り合う


栗山括弧 冬眠クラブ 航海 段落 夜の街の処方箋
日吉千咲 霜焼け 小走りでも間に合わない やましさみつけて
菊井崇史 黙示裂く真言ノ致命をかけがえなき理由のために

批評
石川義正 絓秀実の「家」 池辺陽が建てた絓秀実の「家」。そこからモダニズムとマルクス主義の関係を問う
長濱一眞 ブレヒト、介入する バートルビーとリリパットへいま読まれるべきB.B.――  ブレヒトがアガンベン&ネグリを批判する
民主主義・ゲーム・新自由主義 橋下徹的統治‐支持について橋下の唱える民主主義とは? その新自由主義との接合を市民社会の変容に捉える
綿野恵太 遊歩する情動 向井豊昭と短歌 向井豊昭と大逆、三島由紀夫との関係は...?

古賀忠昭 遺稿拾遺『金愛華日記』全篇、『古賀廃品回収所』より数篇を本誌にて初めて活字化、収録
解題 稲川方人

          在庫切れ ――B5変形判224頁,1600円


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